株アプリはいくつかありますが、数あるものの中からどれを選べばいいのでしょうか?
選び方のポイントをご紹介しますので、どれを選べばいいか迷ったら参考にしてください!
必要な機能で選ぶ
そもそもアプリケーションとは、何かの目的を実現するために作られたソフトウェアです。
株アプリの目的は、スマホ(タブレットも)を介して株式投資をすることです。
でも、ただ単に株の売買が出来るだけでは不十分です!
株アプリは無数の機能が備わっているため、投資家にとって必要な機能を備えている株アプリを選ぶことがポイントです。
では詳しくみていきましょう。
株アプリは様々な機能が搭載されている
株式投資に取り組むためには、様々な情報が必要になります。
一つ一つの銘柄の現在から過去にかけての株価チャート、その日の取引情報、銘柄の検索、マーケット市況の情報など、株式投資に総合的な機能や情報がどうしても必要になります。
例えば、銘柄の出来高の数の確認は最も必要な情報だ!という投資家がいるとします。
ここで「出来高がちゃんと見やすく確認できるようなアプリが使いたいな」というニーズが発生することになります。
証券会社が提供する株アプリケーションは、基本的に必要となる機能や情報は完備していますが、細かな機能を分類すると、対応と非対応の差が出てくる場合があります。
たとえば、マイナーなチャート分析要素の皆無、主要指標の種類、銘柄登録管理数など、提供している会社がそれぞれ違う以上、機能すべてのアプリが同じわけではありません。
別な視点から見れば、Android用のウィジェットツールを用意しているアプリもあれば、株式投資だけではなく先物取引が出来るものもあります。
またアプリ上から出入金処理ができるものがあれば、PCサイトに移動しないと出来ないものあります。
株アプリに何をもとめるのか考えてみる
自分がもっとも必要とする機能が搭載している株アプリはどれなのかをはっきりと見極めて選ぶことは、数ある株アプリの中から選ぶポイントの一つです。
証券口座の開設は基本的に無料ですので、仮にアプリケーションが自分のニーズとマッチしなくとも、金銭面での損失はありませんので、気持ちを楽にしてお考えください。
このサイトでも各アプリケーションの機能比較に関する情報を発信していますので、どの株アプリがどの機能を兼ね備えているか見比べてみてください!
売買委託手数料で選ぶ
株取引をする際、取引をするたびに売買委託手数料が必要になります。
これは店舗でも、パソコンでも、株アプリでも、共通して手数料がかかります。
繰り返し売買すればそれだけ手数料がかかるのです!
できるだけ安いほうがいいに越したことはないですよね。
ネット証券会社は手数料が安い
大手の証券会社、地場証券会社、ネット証券会社では、それぞれ手数料の額が違います。
大きな会社ほど、実店舗を展開していた李、投資家向けに手厚いサービスを展開しているため、手数料が高めなのです。
一方、ネットでの株取引が完結できるネット証券会社は、人件費や店舗運営の経費が軽減されるため、その分手数料も安いのです。
だからといって、ネット証券会社がサービスが不十分なわけではありませんよ!
店舗でのサービスが受けられないなど違いはあっても、ネットを通してマーケット情報の発信に力を入れている会社もあります。
また、証券口座を開設しているだけが受けられるウェブセミナーを提供していたり、日本各地でセミナーを開催していたり、ネット証券会社もいかに投資家に口座を利用してもらうかを一生懸命考えています。
初めてなら6大ネット証券がオススメ
当サイトでもご紹介している6大ネット証券は、ほとんど手数料は低価格水準にありますので、初めて証券口座を開設される方にオススメです。
かくいう私も、よくネット証券のお世話になっています!
手数料が安いですし、何より株アプリが非常に充実しているからです。
基本的にネット証券の手数料は低価格水準で、初心者の方にも安心して取引することが出来ます。
具体的な手数料の金額について、当サイトで紹介していますのでご参考にしてください!
証券会社で株アプリを選ぶ
証券会社を最初に選んでから、その証券会社の株アプリを使用するという選択肢もあります。つまり、株アプリを基準で考えるのではなく、証券会社を基準で入るという選択です。株アプリを選ぶことに迷うこともなくなるので、株取引を始めたいと考えている方は、まずは証券会社を選ぶことからスタートしてみてはいかがでしょうか。
株アプリを選ぶ前に、証券会社を最初に選ぶという選択もありますよ。
株アプリを基準に考えるのではなく、証券会社を基準にして株アプリを選ぶという考え方です。
どのように考えていくのか、具体的に紹介していきますね!
証券会社を基準に考える
株を始める方にとっては、株アプリというよりも、証券会社を選ぶことがスタートになるかと思います。
なので、証券会社で口座をまず立ち上げてから、それから株アプリを使い始めるという選択を取った場合は、当たり前ですが証券会社が提供する株アプリを使うことができるようになります。
この選択をした場合は、株アプリを選ぶのに迷う必要もなくなりますよね。
初めて株取引を始める方であれば、この順序で株アプリを使い始めるのが一番シンプルです。
知名度の高い証券会社で選ぶ
この選び方も有効です。
ネット証券で大手と言えば、当サイトで紹介している「楽天証券」「松井証券」「マネックス証券」「SBI証券」「カブドットコム証券」「GMOクリック証券」の6大ネット証券のうち、一つでも聞いたことがある証券会社があるのではないでしょうか?
これらのネット証券が多くの投資に支持されているゆえんは、昔から親しまれている以上に、サービスの良さや手数料の安さ、大手が運営母体になっているなど、いくつかの理由があります。
どれをとっても間違いがないと自信をもって進められる証券会社ですので、どの証券会社を選べばいいかわからなくなったら、ぜひこの中から選んでみてください!
もし、選んだ証券会社の株アプリが使いにくかったら?
株アプリは使い慣れるまで、ある程度時間がかかります。
でも、辛抱して使い続けて慣れてしまえば、使いにくさはいつの間にか忘れてしまいます。というかこれは私の場合ですが(笑)
最近は株アプリがどんどん改良されてきているので、使いやすさが以前よりもパワーアップしている株アプリがたくさんあります。
どうしても使いにくさを感じるようであれば、他の証券会社の口座を開設して、株アプリを乗り換えるというもアリだと思います。
ただし、使っているスマホの性能の関係で、株アプリの処理が追い付かないといった場合は要注意です。
大事な注文をするときにうまく作動しなかったために、株の発注ができないといった事態は避けなければなりません。
株アプリは、動作性と低速通信でも対応できるように、基本的に軽量設計されているものが多かったのですが、最近はスマホそのものの性能が向上し、通信環境が改善されているという背景のもと、スペックの高い株アプリも登場してきています。
もし、スマホのスペックが低いために株アプリがうまく作動しない場合は、軽量な株アプリを提供している証券会社に乗り換えるよりも、スマホを最新型に変えた方が良さそうです。
なぜなら、株アプリがどんどん成長してきているので、スマホもそれについていけるように最新型にした方が合理的だからです。
オススメの証券会社ってある?
当サイトでも紹介していますが、ネット証券の大手であるSBI証券と楽天証券は間違いないと思います。
株アプリの更新・改良頻度も高く、またFXアプリ・先物アプリなどの親和性も高く、セットで使いやすい環境が整っているためです。
Twitter上で見かける一流のトレーダーさんのつぶやきを見ると、SBI証券や楽天証券の株アプリのスクリーンショットをちらほら見かけますので、プロの間でもそれだけ人気があるということでしょうね。
特に初めて株取引を始める方は、この二つのうちどちらかの証券会社をとりあえず開設してみてはいかがでしょうか?
開設のハードルもそこまで高くないので、学生や主婦の方にもオススメですよ!