スマートフォンで株取引をするメリットはどういったところにあるのでしょうか?
様々なケースで紹介していきますので、これから株取引を始めたい方は是非ご参考にしてみてください!
場所を選ばずリアルタイムで株取引が可能
もともと、株式投資は証券会社の窓口で株式の注文して取引をしていましたが、文明が発達して電話のやりとりで注文したり、最近ではインターネットの普及によりパソコンを使って株取引をするようになりました。
私たち人間がより便利な環境で株式投資がしたいという欲求が生みだした奇跡ともいえる現象ですね!
さらにすごいことに、通信技術の発展に伴って、携帯電話を使った株取引も実現しました。
電話からではなく、携帯電話を使って証券口座にアクセスして、ボタン一つで株取引が出来てしまいます。
わざわざ証券会社に出向くことなく、またパソコンのスイッチをONにして起動するのを待つ必要もないのです。
そして現代は、携帯電話に代わってスマートフォンが世の中に普及しました。
スマートフォンはパソコン並みの性能と、携帯電話としての持ち運びやすさという二つの強みがあります。
ということは、場所を選ばずにどこでもリアルタイムでスムーズが株取引ができるということです。
スマートフォンで株取引をすることの魅力はたくさんあります。
近年では、通信環境がよりグレードアップしたため、通信速度も高速になり、速い通信環境の中でスマホが使えるエリアもかなり拡大しました。
スマホがそれだけ世の中に浸透しているという証拠です。
これなら出張先でも株取引がスマホから問題なくできるようになります。
スマホで株取引をすることには、メリットがたくさん詰まっています。
株アプリ一つでマーケット情報が取得可能
スマートフォンで株取引が出来る…それを実現したのは証券会社が提供する「株取引アプリケーション(株アプリ)」です。
株取引が出来るだけではなく、投資関係の情報もリアルタイムで取得できるんです!
従来の携帯電話では通信速度や処理能力に制限がありますので、なかなか最新の情報を取得するのは難しいという現実がありました。
今、市場ではどのようなイベントが起こっているのか、確認したくてもなかなか時間がかかったりするのではあまり意味がないですね。
スマホ向けに無料で株取引アプリが提供されていますので、株取引をする環境はどんどん良くなってきています。
私の株取引の変遷をちょっとご紹介しますね。
従来の携帯電話で株取引は大変だった
私自身も、以前はパソコンをメインで株取引をしていたのですが、携帯電話ではどうも使い勝手の面で不安がぬぐい切れず、取引をしたことは一度もありませんでした…。
昔って、携帯電話でネットを見ると、ページを開くたびに料金が増えていくような体系だったと思います。
毎回株取引をするたびに携帯電話を使うと、支払う取引手数料以上に通信費がかかってしまう恐れがあるために、なかなか軽い気持ちで株取引ができませんでした。
スマホで株取引の環境が大きく変わった
その代り、スマートフォンの情報取得の容易さに惹かれて、今では大半の取引で株アプリを使うようになりました。
スマホの通信環境は、毎月の通信容量の制限がありますが、だいたい使える容量は3~7Gくらいなので、電話やLINEなど普段の使い方をする程度であれば十分です。
株アプリは、比較的低スペックで通信容量もそれほど使わないので、動画を見たりゲームをするのに比べれば問題ないかと思います。
株アプリを使って取得できる情報の一例を紹介します。
- 主要指標(日経平均・TOPIXなど)
- チャート(1分足・5分足・日足など)
- 株式ランキング(値上げ率・ストップ安など)
- ニュース(株式・経済など)
- 個別銘柄情報(現在値・板情報など)
最新の情報は、取引時間内であれば何度も更新されます。
スマートフォンは頻繁に情報の送受信を行うことに向いてますので、株取引アプリケーションの最新情報を素早く取得し、株式投資判断に生かすことが容易です。
スマホで株取引が完結できる
これがスマホで株取引をするための大きなメリットといえるでしょう。
今まではパソコンから証券会社のネット口座にログインしなければ手に入らなかったような情報が、スマートフォンを使えばいつでもどこでも見ることが出来ます。
株取引と投資情報取得が、AndroidやiPhone一台で完結するのです。
これならわざわざパソコンでいちいち確認しなくても、スマートフォンで全てを済ませることが出来ます。
誰よりも先を行くなら、株アプリをフルに活用して、持っているスマホを投資ツールに変えていくのです。
持っているスマートフォンで株取引を有利に進めていくためにも株アプリを使いこなせていけるようになりたいですね。
スマートフォンで楽々口座管理
株式投資をするなら、投資資金の出入金は必須項目ですよね。
これはかなり重要なことです。
お金が元手になりますので、取り扱いにはすごくデリケートで、なおかつ利便性はかなり気にするポイントです。
そもそも、株式を購入したいときにお金がなければ、株式投資ができません!
株アプリ+ネット銀行は好相性!
ネット証券をお使いになっている方で、主にパソコンで取引をされている場合は、ネット銀行を使って資金のやり取りをされている方は意外と多いと思います。
この出入金手続きですが、ネット銀行口座があればスマートフォンでも出来てしまうんです。
携帯電話ではなんとなく不安を感じていた方も、スマートフォンは操作しやすく通信も安定しているので、比較的安心して口座の入出金が出来ます。
ただし、株取引アプリケーションによっては送金操作ができない場合がありますのでご注意を!
2017年の時点では、株アプリも各社とも改良が進んで、株アプリ内で出入金が完結できる仕様が普及されるようになりました。
株アプリが出始めだった2010年代初めのころは、株アプリ内で出入金ができないため、あらかじめ証券口座に投資資金を入れておいてから株取引をするというケースが多かったのです。
つまり、近年ではマーケット情報取得、株取引、出入金の一連の流れがスマホ+株アプリで実現できてしまうということです。
もはやパソコンはいらず、スマホ一台で株取引がすべてできてしまう・・・時代の進歩が感じられますよね!
株アプリがあれば株取引が一通りこなせる
ここぞという時に資金が引き出せなければ意味がありません。
なので、上記でもご説明したとおり、ネット銀行を組み合わせるわけです。
そういった意味では、AndroidやiPhone一つあれば、株取引の全てが出来るといっても過言ではありません。
注文、情報取得、口座管理。
この三つが全て出来てしまう株取引アプリケーションは、スマートフォンがあってこその真価を発揮します。
私自身も株取引はほとんどをアプリを使ってしています。
パソコンで取引するよりも圧倒的に便利だからです。
仕事をしていても、昼休みなど空いている時間にスマートフォン一つで簡単に操作できます。
今まで以上に気軽に株取引ができること。
それが大きな魅力であると思います。
株アプリから会社四季報が読める
アプリのメリットについてもっと見ていきましょう。
株アプリの驚くべき機能はたくさんありますが、その一つに「会社四季報」があります。
そう、多くの投資家に読まれているあの会社四季報が無料で読めるのです。
そもそも四季報とは?
会社四季報ってなに? と思われる方もいらっしゃると思いますので、簡単ではありますが、四季報に関してちょっとだけ説明しますね!
『会社四季報』とは、企業の特色や注目材料、業績、財務内容、株価の動きをコンパクトにまとめた季刊雑誌(3、6、9、12月刊)です。そう、実際に書店などでも売っている雑誌なんです。
掲載対象となっているのは、原則として株式を自由に売買できる証券取引所に上場している会社に限られますが、 数にして何千という膨大な銘柄の情報が集まっていますので、ページ数にして2000ページ前後あります。とんでもないページ数ですよね。
もしかしたら実際に本屋でも見かけたことがあるのではないでしょうか? ビジネス雑誌コーナーにある、鮮やかなカラーに仕上げられたものすごく分厚い本が、積み上げられているのを・・・。
会社四季報は、2017年5月の時点では税込2,060円となっています。高級な本ですね。普通の雑誌よりも3~5倍の値段がしますね。
でも、株アプリから無料でこの会社四季報が読めるようになります。これってすごくないですか? この高級な四季報がなんと無料で読めるんです。
どうやって株アプリで四季報を読むの?
株アプリから四季報を読むって、具体的にどう読むの? だって分厚い雑誌なんでしょ? という疑問が生まれてきそうですね。
四季報は企業の情報を扱っている雑誌ですが、中身は銘柄が扱われており、1ページにつき上下で計2社ずつ情報が記載されています。
突き詰めていえば、上場銘柄の一つ一つの情報があるわけです。
一方、株アプリでは、目的の銘柄を検索し、気になったらウォッチリストに入れてたりするわけですが、その銘柄の詳細な情報がみられますよね。
その銘柄ごとに、板情報、チャート情報、出来高や財務情報、アナリストレポートなど、様々な情報があります。
この情報の一つの会社四季報の記事がそのまま掲載されているのです。もちろん株アプリ用に情報が見えやすいようにレイアウトされています。もちろん、実物に記載されているないようと同じです。
これは便利ですよね! 各銘柄の情報を確認する中で、一緒に会社四季報の内容まで読めるわけですから、まさに株アプリは鬼に金棒といえるのではないでしょうか!
証券口座の開設が必要です
ただし、会社四季報を読むには、会社四季報を提供している証券会社の口座を開設したうえで、株アプリにログインしなければなりません。
なので、まだ証券口座を開設していない方は、最初に口座を開設し、その株アプリに発行されたログインIDとパスワードを入力してログインしてください。
株アプリにログインすると、口座管理や株の売買、ウォッチリストの編集など様々な機能が使えるようになります。
なお、株アプリではなく証券口座のアカウントにログインしても、会社四季報の情報が読めますのでご安心ください。
当サイトでも紹介している楽天証券は会社四季報を提供していますので、気になる方はぜひともこの機会に口座開設をしましょう!