スマートフォンは世の中に広く普及するようになり、多くの世代の方にとって、無くてはならないものになりました。
出始めたころは大体2009~2010年くらいで、当時はまだまだ高価で物珍しいもの、扱いが難しそうというイメージがあり、手が伸ばしにくいものだったというイメージがありました。
それが数年も経たないうちに爆発的な普及が進みました。
当時はWindowsPhoneやBlackBerryといった種類のスマホがありましたが、今ではAndroidやiPhoneが市場のほとんどを占めています。
ガラケーからスマホに切り替えようかと検討していたころ、AndroidやiPhoneはよくCMで流れているのを目にしましたが、何が違うのかまったくわかりませんでした。
今となっては、持っていて当たり前という時代になりましたね。
そもそもスマートフォンって何?
今さらスマートフォンの説明は必要ないかもしれませんが、改めて何なのか考えてみましょう。
スマートフォンはPCに似た高機能で、さらにインターネットが高速で出来る多機能携帯電話の総称です。
PCにはシステムの根幹となるOSが搭載されていますよね。WindowsやMacが代表的です。スマートフォンにもOSが搭載されていて、その代表格がAndroidとiOS(以下iPhoneにまとめます)です。
つまりスマートフォンの中にどのOSが搭載されているかによって種類が決まってきます。
OSに関していえば、全体のシェアとしてAndroidとiPhoneがほぼ独占していますし、株取引が可能となるアプリケーションの提供も、私が確認できたのはこの二つだけですので、当サイトとしてスマートフォンという言葉の定義は、「AndroidとiPhone」であるとお考えください!
通信会社に違いはあるの?
docomoやauやsoftbankといったキャリア・通信会社の違いがあっても、基本的に同じAndroidやiPhoneであれば株取引は可能ですので、ご安心ください。
現在では格安スマホといわれる新しい通信会社がどんどんシェアを広げています。
でも提供しているスマホの種類はAndroidやiPhoneが基本ですので、どなたでも簡単に使いこなせるようになるかと思います。
通信速度や通信範囲は、各通信会社によってばらつきがありますが、当サイトで使用していく株アプリの多くは、低速回線でも稼働するように、軽量型に設計されているものもあります。
キャリア、格安SIM問わず、問題なくスマホでネット回線が使用できる状態であれば、ほとんどの場合は株アプリを起動させることができます。
どんなスマホでも株取引ができるの?
基本的には可能ですが、スマホのOSのバージョンが古い場合、株取引を円滑により便利にするための「株アプリ」がうまく作動しない場合があります。
なぜかといえば、株アプリも日々改良を重ねており、バージョンアップが行われているため、スマホそのもののバージョンが低ければ、それについていけない可能性があるためです。
ただし、株アプリそのものは、ゲームアプリのような高スペックが求められるようなアプリではありません。
ある程度は対応できるかもしれませんが、数年後には使用できなくかもしれません。
株アプリを提供している各社とも、スマホやタブレットの対応機種などを一覧で掲載していますので、自分が持っているデバイスが対応しているかご確認ください。
株アプリとはどんなもの?
スマートフォンを日常的に使われている方ならご存じだと思いますが、AndroidでもiPhoneでも、アプリをダウンロードして自由に使うことが出来ますよね。
無料のものから有料のものまで様々あり、自分にとって必要なアプリを専用のマーケットからダウンロードして、スマートフォンにインストールさせることが出来ます。
数あるアプリの中で、株取引をするためのスマートフォン用のアプリが存在するんです!
それが通称「株アプリ」です。当サイトでは、この株アプリを中心に紹介していきます。
これは証券会社が提供しているもので、この株アプリを使うことで、AndroidやiPhoneで株取引が簡単にできるようになります。
しかも基本的に無料!これは嬉しい限りですよね。
無料なのにはワケがあるんです。
そもそも株取引が出来るアプリケーションは、証券会社によってそれぞれ独自に開発されたものなのです。
証券会社にとっては、開発したアプリケーションを使って、より多くの投資家にスマートフォンから株取引をしてほしいということですね。
優れた株アプリなら、たくさん株取引をしてくれるため、各社とも日々アプリの改良には余念がありません。取引をするたびに手数料が証券会社に入るからです。
実に高性能なアプリケーションですが、無料なのはそういった理由があるんです。
ですが、無料だからって侮ってはいけません!株取株アプリ一つで出来ることの例を以下にまとめてみました。
- 株式の現物買い・現物売り
- 銘柄の検索・リアルタイム株価情報
- 主要指標・株式市場ニュース
- テクニカルチャート情報
- 口座情報管理
これら株取引をする上では、無くてはならない一連のアクティビティが、株アプリ一つで実行可能です。
いかがでしょうか? スマートフォンでこれだけできれば便利ですね!
もちろん、証券会社によって株アプリの機能に違いはありますが、ほとんどこれらの機能は共通して使えます。
各社とも株アプリに特性や独自の機能がついていますので、自身のニーズに合わせて選んでいきましょう。
株アプリはパソコンの代わりに使用できる
株アプリは、パソコンで証券会社のネットトレードのアカウントにログインして、株式投資をすることと同じだと思っていただいて構いません。
スマートフォンからも同じようにパソコン用アカウントにログインできますが、文字が小さかったり、データ容量が大きいために回線が追いつかなかったりして、思い通りに使うことが出来ない場合があります。
その反面、株アプリは、スマートフォンの性能に合わせて設計されているため、画面が見やすく、スムーズに株取引が出来ますので、安心して使うことができます。
ほとんどの場合、Android専用、iPhone専用と株アプリそれぞれに対応しているものが提供されていますので、お使いのスマートフォンに合わせて選ぶことが出来ます。
対応している証券会社について
株アプリを提供しているのは証券会社ですが、日本中に何百社とある証券会社の全てが提供しているわけではありません。
提供しているのは、実にほんの数社です。
中でも、オンライントレードのサービスを得意とするネット証券が株アプリを提供しているケースが多いようです。
さらにはその中でも大手といわれるネット証券が提供しています。開発費にかなりの金額がかかるのでしょう。
インターネットの利用を前提としているスマホを活用し、ネットトレードをする機会を創造することに力に入れる姿勢は、ネット証券ならではだと思います。
最近では、実店舗を展開する大手総合証券も株アプリを取り扱っています。それだけ需要の高まりがあるということですね。
ただし、大手総合証券はネット証券に比べて手数料が高いですし、スマートフォンのネット経由で株取引を行うのであれば、ネット証券が提供しているアプリの方が手数料の面でいえば、断然お得です。
株を初めて間もない方は、手数料が安いネット証券で株アプリをぜひお試しください。
今後とも、各証券会社とも株アプリの開発に力を注いでいくことは間違いありません。
スマートフォンは持っているが、株アプリをまだ導入していないという方は、ぜひとも提供会社の証券口座を開設されたのち、株アプリで株取引をされることをオススメいたします。
株アプリを提供している証券会社の情報は、当サイトの「証券会社データ」に詳細を掲載していますので、導入をお考えの方は参考にしてください。