もともと、当サイトでバージョンアップ前の株アプリ「SBI株取引」を紹介したときに、「株式投資という目的を絞った設計」と「情報にたどり着くまでの短さ」がポイントだといいましたが、今回のバージョンアップもその軸はぶれずに、さらに強化されたという印象を受けました。株アプリというタイトルだけあり、株取引には重きを置くというスタンスは変わっていません。
今回のバージョンアップしたHYPER 株アプリを使ってみて感じた特徴は以下の4つです。
- マーケット情報の強化
- ログイン直後のトップ画面が選べる
- スワイプ操作の感度の良さ
- 自動ログインが可能に
1.マーケット情報の強化
株アプリにとって、マーケットの情報は、個別銘柄の情報についで非常に重要です。投資家それぞれ求める情報の種類に違いはあるかもしれませんが、主要指標を中心に、テーマごとに分けられ、整理されているマーケット情報が欲しいのが本音だと思います。
HYPER 株アプリのマーケット情報は、「主要指標」「ニュース」「ランキング」という大きなテーマがあり、それぞれ国内指標や国外指標、市場別ランキングや業種別ランキングと、枝別れ式に詳細な情報を取得できるという設計となっています。これなら、自分にとって今必要な情報を自由に選べるというメリットがありますね。株アプリとしての情報の豊富さがなせることです。
2.ログイン直後のトップ画面が選べる
これは正直、自分にとって意外な機能でした。株アプリ画面下部のメインメニュー5つである「マーケット」「登録銘柄」「口座管理」「注文照会」「銘柄検索」の中から好きなものをログイン直後のトップ画面に指定できるのです。設定から選ぶことができます。
設定画面の下部のほうにある起動画面設定を選択すると、上の画像のような画面が表示されますでの、好きな項目を選ぶことで、起動時の画面を設定できます。たとえば、マーケットの情報はいらないから、自分のポートフォリオをまず確認したいのであれば、「登録銘柄」を選べばいいわけです。
自分の目的に合わせた使い方を選べるというところがポイントですね。
3.スワイプ操作の感度の良さ
そもそもスワイプ操作が出来る株アプリって、実はそう多くないと思います。出来たとしても、すごくぎこちなかったり、うまくスワイプしないと反応しなかったりしてイライラした経験が、私自身よくあります。
HYPER 株アプリは、マーケット画面と、個別銘柄の詳細画面でスワイプ操作で情報の閲覧が出来るのですが、これがスマホのホーム画面のようになめらかにスワイプができます。この凄さは画像ではお見せするのが難しいので、ぜひとも実際に株アプリを使っていただいて確かめていただきたいです。
4.自動ログインが可能に
最近の株アプリには標準搭載されつつある自動ログイン機能。ついにSBI証券の株アプリにも搭載されましたね。はっきりいって、この機能があるかないかで株アプリを選ぶか左右されるといってもおかしくはないでしょう。スマホはPCキーボードのキーボードよりも文字入力が大変なので、煩わしさを解消するためにも、この機能がぜひ搭載されていてほしいです。
以上、HYPER 株アプリのポイントについて見てきましたが、いかがでしょうか? 今回のバージョンアップは、私が考えるに、他社の株アプリを研究し、より優れた機能、独自の機能の搭載しようとした努力の結晶がこの結果だと思います。かなり作りこまれている株アプリであり、今後もバージョンアップは実施されると思いますので、安心して利用できますね。