新興ネット証券会社として有名な業者の一社であるエイチ・エス証券が提供している株アプリ「スマ株」は、AndroidとiPhoneの両対応で、株取引に絞ったトレーディングツールです。この点ではGMOクリック証券の株roid(iClick株)と同じです。
株アプリを押下した直後の画面は以下のようになっています(Androidの場合)。他の株アプリと違って、ログイン画面に進む前に、お知らせやニュース、サービス案内の情報が観覧できるようになっています。ログインしなくとも、ちょっとした情報が欲しい場合は非常に便利です。
先ほどの株アプリトップ画面の右上を選択すると、ログイン画面に進むことが出来ます。スマ株では3つの項目を入力する必要があるのですが、「保存」にチェックを入れることで再ログインの際に省略することが出来ます。ログインに関してストレスを感じることなくとても便利ですが、個人情報ですのでセキュリティには自己責任となります。下の画像がログイン画面です。
さて、ログインして見ると、まず目に飛び込んでくるのが中央部に一列に並んだアイコンと、横に伸びていくスライドパネル。今まで見てきた株アプリと違いってだいぶスタイリッシュでスマートな印象を受けます。下段にある5つのアイコンは、それぞれの目的に合った情報を得ることが出来ます。下にログイン後のトップ画面のイメージ掲載してますので、各メニューの開設とともにご覧ください。
1つ目の「メニュー」はそれぞれの細かい機能や情報へすぐに進むことができます。それぞれ目的の操作のショートカットのようなものです。ただし「各種設定・照会」や「入出金依頼」はこのメニュー独自の物です。2つ目の「一覧・照会」は、登録銘柄・保有銘柄・本日の注文の三つをタブから選択して情報を得ることが出来ます。3つ目の「マーケット」は、主要指標・ランキング・ニュースがそれぞれ観覧できます。マーケットの全体に関わる情報を見ることが出来ます。4つ目の「銘柄検索」は、検索バーが現れるので、目的の株式銘柄の名前・証券コードを入力して検索する事が可能です。5つ目の「買付余力」は、余力管理照会・現金残高照会が観覧できます。
いかがでしょうか? ざっと見ただけでも多機能なのがよくわかります。後ほど詳しく述べますが、他のアプリと違った強みがしっかり隠されています。株アプリの実力としては、スマートな外観、他の金融商品は扱わず株取引に集中していることと、情報の分類がしっかりしていることが特徴的です。
6大ネット証券の株アプリにも引けを取らない「スマ株」は、株アプリとして使い込めば使い込むだけ実力を発揮すると思います。投資歴の長い上級者の方にもオススメです。